当サイトと自己紹介

はじめに:当サイトについて

在宅修行者のコトブキです。

当サイトでは、2025年9月1日から開始した私の瞑想の実践記録を公開しています。瞑想することで私自身がどのように変化していくか、その過程を皆様にも分かる形で記録し、お伝えすることめざしています。

なぜ瞑想を始めたか:「左脳人間」の限界

私はもともと、物事を言語で捉え、論理的に考えて行動するタイプの人間でした。決断する際は必ず合理的な理由を見つけ、「論理を突き詰め努力を重ねればどんな目標も達成できる」という哲学で生きてきました。それは実際に効果があり、有効であると感じていました。

しかし、学生時代、社会人時代と年を重ねるうち、私のやり方ではどうしても敵わないいわゆる「天才タイプ」の人が結構いることに気づきました。彼らは、勉強や仕事、スポーツ、芸術等々において、直感と感覚で物事をこなし、圧倒的な結果を出します。決断の速さ、要領の良さ、そして出す結果、その全てにおいて敵わないという事実に直面しました。

このままではまずいと痛感し、「彼らと私は何が違うのか」を論理的に突き詰めた結果、「脳内での情報の処理の仕方が根本的に違う」という結論に至りました。

私は俗に言う「左脳人間」であり、その生き方での能力の限界に達していたのです。彼らのような「右脳人間」—直感型で動く人々の生き方や情報処理の仕方を、私も身につけなければならない。そのために「脳の使い方」を根本的に改める必要があると考え、最終的に「瞑想」の実践に行き着きました。

現在の取り組み:瞑想と生活習慣

瞑想の実践

現在、毎日1.5時間から3時間の瞑想を続けています。
2025年11月初めの時点で、瞑想の累計時間は100時間を超えました。取り組んでいるのは「マインドフルネス瞑想」です。言語による思考を止め、ボディスキャンや呼吸への集中、周囲の環境の察知、雑念を手放すといったことを繰り返します。これは禅宗の座禅でのマインドセットとほぼ同じものだと解釈しています。

100時間での変化

瞑想で累計100時間経過した段階で、私の中で変化が起きています。端的に言えば性格が変わりました。安易に感情的なことを口にする頻度が減り、感情に振り回されにくくなりました。これが右脳を使うことに直結しているかはまだ分かりませんが、物事への対処法が変わり、冷静な対応ができるぶんだけプラスになっている実感があります。

生活習慣

心身の健全をキープするため、瞑想と合わせて以下の習慣も実践しています。

  • 食事制限:いわゆる「四毒」(砂糖、小麦粉、植物油、乳製品)を断ち、食品添加物や加工食品も極力避けています。肉は魚のみ。主食は玄米にしています。
  • その他:定期的な運動(ジムでのウェイトトレーニングとウォーキング)と、なるべく精神的にストレスをかけない、好きなことをする生活を心がけています。

瞑想の目標:「右脳」へのシフトと「無我の境地」

1. 「右脳人間」へのシフト

瞑想の直接的な目標は、物事の捉え方を「左脳(言語)」から「右脳(直感)」へシフトさせることです。

目指しているのは、物事を先入観なしに「フラット」に見る状態です。言葉で解釈するのではなく、ありのままを「映像」として自分に取り込む。これにより、今まで捉えきれなかった情報を無駄なく感じ取り、思考やアウトプットの質を変えることができると考えています。

2. 「無我の境地」への到達

最終的な目標は、仏教でいう「無我の境地」、すなわち自我の境界が消え、すべてと一体になるような状態を目指しています。

まずは当面の目標として瞑想時間累計1000時間とし、さらには5000時間をめざし、そこを超えるあたりで、自我の境界が消えるような体験ができるのではないかと期待しています。

このブログで発信すること

このサイトでは、主に以下の2つのコンテンツを提供していきます。

  1. 瞑想の実践記録
    日々の変化をお伝えするとともに、瞑想中に起きていることや獲得した感覚、心情、能力を、できる限り「言語化」して皆様にお伝えすることを目指します。
  2. その他の思索(思想、哲学)
    瞑想以外で、私自身が興味を持っていること(歴史、物理学など)について、自分の思想や体系的にまとめることができた(つもり)の歴史観、哲学みたいなものを発信します。

このサイトの情報が、皆様にとって何かプラスになれば幸いです。

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